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Vol.44 知っちょる?山口のことば

猫が鳴くような山口弁

山口弁にはどんな特徴があるのでしょうか。防府市立防府図書館副館長で、山口弁の研究家でもある森川信夫さんに伺いました。

「第1に音韻です。山口県は江戸時代、毛利本藩とその支藩のみが治めた地。長く分割されることがなかったこともあり、音韻体系はほぼ同じ。他県でも発音を聞いて『山口県出身者じゃね』と懐かしむ人が多いようです」

「例えば、伝統的な山口弁では「会社」は『かぇーしゃ』、「挨拶」は『あぇーさつ』と発音することが多く、また、「言わねば」を『言わんにゃー』と言うので、山口弁は猫が鳴くような言葉だと表現されることもあります。しかし、テレビの影響などもあり、伝統的な音韻を操ることができるのは若くても40代以上というのが実情のようです。

一方、語尾の方言は幅広い世代で健在です。「~ておる」「~てやる」「~てあげる」に相当する、「~ちょる」「~ちゃる」「~ちゃげる」などは山口人には耳慣れた音のはず。『私がしちょっちゃげる』など、使いますよね。

森川信夫さんの写真

「図書館も新しゅうなりました。ここぇーおいでませ」

森川信夫さん
(防府市立防府図書館副館長)

著書に『面白くて為になる山口弁よもやま話』、『山口県方言基本発音体系』など。幕末の長州藩士の活躍を描いた映画『長州ファイブ』では、長州弁アドバイザーとして方言監修を務めた。

 

『ぶち』は新しい方言

語彙に目を向けると、面白いものに『しあわせる(幸せる・仕合わせる)』があります。「幸いである」「助かる」「便利だ」ぐらいの意味で、「そねえしてもらえりゃあ、しあわせるでね」のように使います。山口県では現在でも公文書などの書き言葉としても使われている表現です。

新しい方言も生まれています。「非常に」「すごく」という意味を表す『ぶち』は、1970年前後に若者の間ではやり出したのが始まり。ちょうど森川さんが中高校生の頃で、当時は大人が使うには気恥ずかしい言葉だったと言いますが、今では多くの人が日常的に使う方言として定着してきた感があります。

この『ぶち』のように、強意の副詞の新方言が若者から生まれるケースは全国的に見られるそう。あの「ちょー(超)」も、もともとは静岡県で使われ始めた若者語でした。 言葉は生き物。だからこそ研究のしがいがあるのです」と森川さん。

エミコさんとマルちゃんの写真

「こーちょるのは、こまいときからじゃけー、かわいーね」

岩国市玖珂町 エミコさんとマルちゃん

 
防府市立防府図書館

住所/防府市栄町1-5-1ルルサス防府3階 TEL/0835-22-0780
開館時間/月・水~金曜9:30~19:00、土・日・祝日9:30~17:30
休館日/火曜、毎月第一木曜(祝日の場合は別日に振替)、12月29日~1月3日

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