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Vol.47 温泉巡り ぶらり山陰 なごみの立ち寄り湯
活気ある朝市も楽しみ
青海島を望む小さな温泉郷、黄波戸(きわど)温泉。ここには温泉と一緒に楽しみたい名物があります。平日の朝に開かれる朝市です。
漁船が漁から戻り、市場に収穫を並べ始める朝8時前。買い物カゴ…ではなくバケツを持った人たちも三々五々集まり始めました。8時15分、サイレンが響き渡ると競り子の周りにドッと人が集まり、競りの始まりです。サバ、アジ、ムツ、カマス、アラカブ、サワラ、カツオ、ブリにカンパチ、鯛、ヤリイカに水イカ…。サバ数本で400円、透き通ったヤリイカが詰まったトロ箱1,000円は安い!
漁協黄波戸支所で5,000円を払って会員登録をすれば誰でも買えるので、近所の住民や商業者だけでなく、わざわざ車でやって来る人も多くいます。2,000円で買った大鯛を両手に抱えた女性は長門から。「活気があるし面白い。毎日来てます」と笑顔のコメント。
興奮した後はお湯でサッパリといきましょう。高台にある公衆浴場「黄波戸交流センター」は、宿がある漁港から少し離れた位置にあるからか、または温泉らしからぬ名前のせいか、穴場の湯です。露天風呂からは深川湾と青海島を見渡せ、開放感もたっぷり。
■黄波戸(きわど)交流センター
長門市日置上矢ヶ浦
TEL:0837-37-4320
営業/10~20時(5~8月は21時まで)、月曜休、入浴料/400円
■ホテル彩波(あやなみ)
長門市日置上黄波戸
TEL:0837-37-2700
立ち寄り湯の時間は問い合わせ。入浴料/700円、貸切湯(予約制)/2,500円
■湯免(ゆめん)ふれあいセンター
長門市三隅中251-6
TEL:0837-43-1000
営業/10~21時 月曜休(但し、祝日の場合は開館)、入浴料/500円