この話を聞いて、テントクドンテンさまは、はたと、ひざをたたいて、「かえれ、おつちッ」と大声をかけられました。
そうすると、大雨がザァザァとふりはじめ、雷のおつちは、裏庭の岩にガッと爪をかけると大地をけって、またたくまに天にのぼってしまった、ということです。
このときからふきだした岩間の水が太陽寺の「雷水」とよばれているもので、どんなに照ってもこの清水のおかげで、お寺では水の心配がさらさらないということです。
太陽寺の「雷水」のいわれ(熊毛郡)
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