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山口むかし話 その17
猿地蔵
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むかし、むかし、あるところに、正直で働き者のおじいさんとおばあさんが、まずしいながらもなかよく暮らしておりました。

ある日、おじいさんは、いつものように山へ木をかりにでかけました。

やがてお昼になったので、弁当を食べ、木の切りかぶにすわって休んでいました。
と、そのうちに、おじいさんは眠くなって、いつのまにか眠ってしまいました。
すると、そこへ、山から猿たちが出てきて、眠っているおじいさんをみつけました。

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