第74回日本ハンドボール選手権大会

2023年1月5日(木)~ 9日(土)の5日間、ハンドボールの日本一を決める日本選手権が開催されました。
YMGUTSの本大会の成績は、ベスト16となりました。
たくさんの応援ありがとうございました。

1回戦

山口銀行YMGUTS 28 - 27 REDS

試合は常に拮抗し、前半は1点差でリードされる展開が続きました。
後半に入り、守備から徐々にリズムを作ったYMGUTSは、岡田選手と橋本選手の連続ゴールで逆転、さらには田中選手がカットインから気迫のこもったゴールを決め、この試合初めて2点リードし、試合の主導権を握ります。終盤、REDSが粘りを見せ同点となりましたが、エース岩﨑選手が決勝点を決め、1回戦に勝利!

2回戦

山口銀行YMGUTS 28 - 31 飛騨高山ブラックブルズ岐阜

試合開始直後から、山根選手と石丸選手の連続ゴールで良い流れを作り出し、守備面でもGK石川選手の好セーブや連携された堅い守備で相手の猛攻を止め、トップリーグのチームに引けを取らない活躍を見せます。その後逆転され、前半終盤までリードされる展開となりましたが、ラスト4分からエース岩﨑が3連続ゴールを決め、1点リードして前半を折り返します。


 後半は前半の良い流れを維持し15分までリードしていましたが、ブラックブルズの猛追を受け逆転。その後は相手ペースとなり、残り5分で2点リードされる展開となります。ここで西井選手がこの大会初めて登場、流れを変える一撃を決め、監督の起用に答えます。そこからYMGUTSは息を吹き返し、松村選手、西井選手が連続で残り1分のところで遂に同点に追いつき、試合は延長戦にもつれ込みます。


 延長に入っても、両チーム一歩も引かない激闘が繰り広げられます。延長前後半でお互い2点ずつ得点を重ねましたが、そこでも決着はつかず、試合はなんと第2延長戦に突入します。


 第2延長戦では、トップチームの底力と気迫が勝り最後は28対31で決着がつきましたが、YMGUTSの選手たちは最後まで相手に食らいつき、強い気持ちを持って戦うことができました。

試合の様子

試合の様子
試合の様子
試合の様子
試合の様子

東監督よりメッセージ

◆日本選手権について

日本選手権は1点の重みを再認識した大会となりました。
1回戦のREDS戦はラスト1分で決勝点が決まり1点差での勝利となりました。
2回戦の飛騨高山ブラックブルズ戦は後半3点差をつけて勝っている場面もありましたが、60分では決着とならず第1延長も同点、第2延長の末に敗戦となりました。
勝ちきれなかった悔しさはありますが、今持っている力を全て出し切りました。
目標であるベスト8は年々近づいてきていると思いますので、次はトップチームに競り勝てるように頑張ります。


◆2022シーズンを振り返ってと来シーズンの目標

今期は目標としていたジャパンオープンの優勝と国体への出場が叶い、チーム結成から一歩一歩進んできた事が実ったシーズンとなりました。
とくにジャパンオープンは3日間4試合を戦い抜いて優勝したことで、チームの自信にもつながりました。
来シーズンはその自信を大切にしながらもチャレンジャーの精神を忘れることなく、ジャパンオープンの2連覇を目指していきます。

岡田キャプテンよりメッセージ

◆日本選手権について

初戦は苦しい展開が続きましたが、接戦をものにできたことは次戦への弾みとなりました。2回戦は格上チームとの対戦。挑戦者の気持ちで臨みました。第2延長まで粘りましたが、あと1歩が届かず、悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、日本リーグ勢と互角に戦えたことは自信になりましたし、これが今のチームの力だと結果を受け止めています。これからもう一段階上のレベルを目指して練習に取り組んでいきたいです。


◆2022シーズンを振り返ってと来シーズンの目標

2022年は創部当初からの目標であるJOT優勝を達成し、忘れられない1年になりました。また、多くのイベントや講習会に参加させていただき、地域の方々との輪を広げられた1年でもあったと思います。目標は達成しましたが、大事なのはこれからです。JOT連覇に向けて、より進化したYMGUTSの姿をお見せできるよう、応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れず練習に励んでいきたいです。