むかし、むかし、一人娘をもったもぐら夫婦がおりました。
もぐら夫婦は 「わしらあ、土をほって暮らすだけじゃで、せめて、かわいい娘なりと、どこか上のほうのものにやりたいもんじゃのう」と、つねづね考えておりました。
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