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山口むかし話 その17
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山についたじいさんは、聞いたとおり、お地蔵さんのようにじっとすわりこみました。
すると、猿たちがきて、じいさんを運びはじめました。

そして、川をわたるとき、猿たちはまた、同じようにはやしたてました。
これを聞いたじいさんは、おかしくてなりません。
ぐっとおなかに力を入れてがまんしましたが、力を入れすぎてプッとおならをしてしまいました。

すると、猿たちは
「あれまあ、お地蔵さまがおならをするなんぞ、これはにせものじゃ、にせものじゃ」
と、じいさんを川に落としてしまいました。

じいさんは、ずぶぬれになって家に帰りました。

一方、ばあさんは、きれいな着物が手にはいると思い、古い着物をみんな燃やしてしまいました。

こうして、欲の深いじいさんとばあさんは、とうとう大かぜをひいてしまった、ということです。

(大島・玖珂・熊毛郡)

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