むかし、むかし、長祖生(ながそう)というところに、いたずらもののきつねが住んでいました。
そのきつねは、夜になると、道をとおる人をだましては、もち物をとりあげたり、わざと道をまちがえさせたりするので、人びとからは「長祖生きつね」といわれて、ひょうばんになっていました。
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