山口銀行

ウィンドウを閉じる

 
山口むかし話 その13
むかし話トップへ 前へ ページ1 ページ2 ページ3 ページ4

「あ、さっきの白蛇じゃ」
平太が振りかえってみると、白蛇は平太の前を通りすぎて、海の中へはいっていきました。

すると、白蛇が通ったあとには、ざわざわと波がわかれて小道ができ、それはずーっと今津の浜まで向かっているのです。

「これで今津に帰れるかもしれん」
平太は、白蛇の後について、ずんずん歩き、とうとう今津まで帰り着くことができました。
「ほんとうにわしは助かったぞ」
ありがたいと思って、後ろを振りかえってみますと、通ってきた道は跡形もなく消えていました。
平太は、白蛇をそっとふところに入れて家に帰り、大切に飼うことにしました。

こうして、白蛇は今津に住みつき、平太は末長く幸せに暮らしたということです。

(玖珂郡)

前へ ページ1 ページ2 ページ4 ページ4

ページのトップに戻る

Copyright(C) 2004- THE YAMAGUCHI BANK, Ltd. All Rights Reserved.