地に足を着けた挑戦に地元企業も応援を始めています。「一歩踏み出すと状況が変わってきた」と、監督は手応えを感じている様子。

情熱は情熱を呼び、サポーターも集まり始めました。

維新百年記念公園で行われた五月のホームゲーム。サポーター募集のチラシを配っていた西村由美さん・眞美さんは、「皆の気持ちが伝わってくるから、手伝わずにいられません。選手らとゼロから歩めるのは魅力」と楽しそう。

地元の報道でレノファを知り、試合へ足を運ぶ人も増えています。スタンドにはサッカー少年の姿があちこちに。家族連れも多く、この日が初観戦というお父さんは「Ｊリーグは難しいと思うけど、敢えてチャレンジするところが面白い」と声を弾ませました。

新しく始まる、予測がつかないことへの期待とワクワク感が広がりつつあるような…。『レノファ山口FC』の今後から目が離せません。