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Vol.46 やまぐち、深発見!全国からのお取り寄せが後を絶たない、山口の名品たち。

蓋井島のエミューオイル

山口県西部の響灘に浮かぶ蓋井島(ふたおいじま)は、吉見港から小さな連絡船に乗って約35分、緑に囲まれた人口約100人の小さな島です。「蓋井」の名前は、神功皇后が三韓征伐の時、この島の水の池と火の池のふたつの井戸を蓋で覆ったことに由来しています。島の周りは豊かな水産資源に恵まれ、定置網や一本釣りなどの漁が行われています。

この島で飼育されているのがダチョウに似た巨大な飛べない鳥、エミュー。平成14年に島の漁師さんたちが村おこしの一環として、オーストラリア原産のエミューの飼育を始めました。初めてのことで、鳥類を飼育するノウハウがない。そこで「蓋井島地域興しエミュー飼育部会」では、エミューの原産地でもあるオーストラリアまで研修に赴き、気候の違いによる飼育法や餌のやり方など、手探りの中で学んでいったそうです。大変なことの多い中、島興しのためにと、島民が一丸となってエミューの飼育に情熱を注ぎました。その甲斐あって、平成16年には初めて雛が誕生し、今では100羽近いエミューが島で飼育されています。

そして、エミューの体の一部にできる脂肪のかたまりからとれる「エミューオイル」が、今では全国からの問い合わせがくるほど有名になっています。もともとエミューオイルとはオーストラリア先住民・アボリジニーの秘薬だったそうです。4万年前にオーストラリアに住み始め、医療品のないその頃から今日に至るまで、傷の手当てや痛みの除去、筋肉痛の軽減、火傷から打撲傷まであらゆる炎症の治療に使われていました。

45kgの体重のエミューからは、約7~8リットルのオイルが抽出されます。その「エミューオイル」の効果は、リピーターが後を絶たないことからも実証されています。

オイル以外にも、肉料理や肉加工品の開発で、島を活気づけるための試行錯誤が繰り返されているそうです。蓋井島では島民の大きな希望を背負ったエミューがのびのびと育っています。

[写真:エミュー]

広い牧場でのびのびと育てられているエミュー

[写真:エミューの世話をする中村さん、林さん]

蓋井島地域興しエミュー飼育部会
会長:中村求さん(左)・副会長:林幸男さん(右)

[写真:エミューの卵]

鮮やかなグリーンにびっくり。エミューの卵

[写真:アボリジニーの秘薬]

アボリジニーの秘薬
エミューオイル(1個)1,500円

 
■エミュー牧場

蓋井島地域興しエミュー飼育部会
蓋井島エミュー牧場
下関市大字蓋井島96番地
TEL:083-286-6264
会長:中村 求

[写真:緑豊かな小さな島・蓋井島]
緑豊かな小さな島
蓋井島

 

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