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Vol.52 映画の中の景色を探しに スクリーンの中で、息づくふるさと。
自然が織りなす、山海の美。
山口県出身の映画監督・佐々部清監督が、故郷を舞台にした映画「四日間の奇蹟」。舞台となった角島は、美しい海と砂浜が広がり夏になるとたくさんの人が訪れ、CMやTVドラマにも度々登場している場所として有名です。そして、映画の中でも奇蹟のラストシーンをドラマチックなものにしているのが灯台。明治6年に日本海側最初の石造りの灯台として作られて以来、今も活躍しています。また劇中に奇蹟が舞い降りる場所となった教会は、映画のキービジュアルとして建てられました。プロテスタントをイメージしたクラシカルな佇まいは、瑠璃色の海を持つ角島をより神秘的な場所にしてくれています。この教会は新しい角島のシンボルとして美しい景色の中に今も存在し続けています。
島に渡るための約1.8kmにも及ぶ長い橋、朝日と夕日が波間に移ろうオーションビュー、神秘的な美しい海、島全体が、まさに奇蹟を呼び起こす場所としてふさわしいシチュエーションだったのですね。
©2005 「四日間の奇蹟」製作委員会