山口銀行（以下、「当行」という）が提供する学資ローンの金利タイプは、変動金利になります。変動金利をご利用いただく場合、金利情勢等によっては、お客さまがお借入いただく利率が上昇し、ご返済の負担が増加するリスクがあります。金利変動の仕組みや、金利が変動した場合のリスクについて、十分にご理解いただきますようお願い申し上げます。

変動金利のご説明

１．変動金利の金利変動パターン（例）

変動金利型ローンの金利変動パターン（イメージ）は、以下の図の通りです。（「イ．変動金利」をご参照願います）

イ.変動金利

　当行所定の住宅ローン基準金利（以下「基準金利」の変動にあわせて上昇または下降します。（本例は「基準金利」が上昇後、下降する例です。）

ロ.固定金利

　「基準金利」の変動にかかわらず、適用金利は変わりません。

２．適用利率の変更ルール

①基準利率の変動による適用利率の変更

• 毎年４月１日・１０月１日を基準日とし、基準日における基準金利（当行の住宅ローン基準金利）と前回基準日における基準金利を比較し、基準金利の変動幅と同一幅で年２回適用利率を変更します。
• ４月１日基準日に決まる新利率は同年６月の返済日の翌日から、１０月１日基準日に決まる新利率は同年１２月の返済日の翌日から適用します。

②適用利率と返済額の関係

　返済方法は、元利均等返済になります。（例１）

• 毎回の返済額は、「１０月１日」を５回経過した直後の１２月の返済日まで一定です。この間、適用利率に変更があった場合、毎回の返済額は一定のまま、その内訳である「元金分・利息分」の金額が各々変更となります。（これを「５年ルール」といいます。）
• 「１０月１日」を５回経過した直後の１２月の返済日に、適用利率・お借入れ残高・最終返済日までの期間等に応じて毎回の返済額を再計算し翌１月の返済分から変更します。以降「１０月１日」を５回経過するごとに同様に返済額を変更します。この新返済額は旧返済額の125％を超えることはありません。（これを「125％ルール」といいます。）
• 「５年ルール」適用期間中に適用利率が上昇しますと、毎回の返済額に占める元金返済額が減少します。その結果、当初お借入れ時もしくは前回返済額変更時に予定された元金返済が繰り延べとなり、計算上、繰り延べされた元金返済分は最終返済額に加算されます。その時に一部繰上返済のお手続きを行われた際は、最終返済期限繰上方式であっても借入期間が短縮されない場合、もしくは返済額再計算方式であっても毎月返済額が増額となる場合があります。
• 元金返済据置の場合、元金据置期間中は利息のみのお支払いとなり、適用利率の変更により利息支払い額は変わります。その際、利息支払い額の変動幅に上限はありません。
• 適用利率、返済額に変更がある場合には、「ご返済のお知らせ」にてご連絡いたします。

〔例１：元利均等返済の場合の変動金利適用期間中の適用利率と返済額の関係〕

（※１）５年ルール：返済額は５年間一定です。元金分と利息分の内訳が変わります。

（※２）125％ルール：新返済額は旧返済額の125％を超えることはありません。

注１：１０月１日を１回経過する毎に１年経過したものとみなします。

注２：適用利率が急激に上昇しますと、新利率による利息が毎月の返済額を上回る場合があります。この上回った利息は、未払利息として、翌月以降に繰り延べさせていただきます。